東洋医学には、「陽気」という言葉があります。
「陽気」とは、身体の表面を流れている「気」であり、身体の機能を動かす原動力となるものです。
必要なだけの「陽気」が身体に無ければ、活動が落ち、倦怠感などが現れます。
春は、身体の中で眠っていた持病やアレルギーが吹き出す時期です。
それは、暖かくなるにつれて人の体に備わっている「陽気」が増えるからです。
この「陽気」がうまく発散されないと、皮膚病や神経痛、のぼせ、無気力、不眠などの症状が現れます。
そのため、春は心身共にのびのびと過ごし、適度な運動を行い、体内の「陽気」を発散させなくてはなりません。
*朝は日の出とともに起きましょう。
早起きをして、身体の活動力を高めます。
*適度な運動を行いましょう。
自然のエネルギーを感じられる、散歩など良いのではないでしょうか。
紫外線が強くなる前、朝8時半までの散歩がおすすめです。
実は、紫外線を浴びるとビタミンDが生成されます。
ビタミンDはカルシウムの吸収を活性化させます。その結果、骨が丈夫になります。
ですので、適度な日光浴はとても身体に良いのです。
*暴飲暴食を避け、夜は7〜8時間の睡眠が取れるよう、早めにお休み頂くと良いでしょう。
春はストレスの溜まりやすい時期なので、趣味の時間をもうけて、活動的な毎日を過ごしましょう。
私は、四季折々の花を観賞することが趣味です。様々な花や植物を観賞できるのも、春の楽しみの一つですね。