逆子の鍼灸治療

副院長の松谷結香です。 

 

 私は現在第二子を妊娠中なのですが、27週の時に産婦人科で逆子と診断されました。鍼灸による逆子治療は、28週〜32週に行うのが良いので、一週間待ってセルフ鍼灸を行いました。

 

 私共が行う逆子治療は、原則3日連続で行います。そのため、自身にも3日連続で施術を行いました。第一子は逆子ではなかったため、自分自身に対しては初めての逆子治療となります。

  

 施術を開始すると、胎動が激しくなり、赤ちゃんが盛んに動きだします。普段も胎動はありますが、今までにないくらいボコボコ動きました。逆子治療には足のツボしか用いませんが、その刺激はちゃんと体内に届いているのだな、と実感します。

 

 施術が終わると、胎動もおさまりました。

 

 最初の2日は、施術中に赤ちゃんがよく動きましたが、3日目には少し動くくらいに落ち着いてきました。逆子と診断された時には下腹部に感じていた胎動を、上腹部に感じるようになってきました。

 

 そして、3日間の施術を終えた翌日に定期検診を受けたとこる、逆子は改善していました。

 

 しかし、施術者としてお伝えしたいのは、逆子が悪い、という訳ではないという事です。

 赤ちゃんの状態などで、逆子のままの方が母子共に安全である場合もあります。赤ちゃんによっては臍の緒が短かったり、胎盤の位置の関係などもあり、帝王切開による分娩の方が安産な事もあります。

 そのため院では、3日連続で治療しても逆子のままであれば、そのままの方が良い、と考えます。

 

 今回、私は逆子が改善したので、自然分娩の方が母子共に安産なのでしょう。

 皆さんがどのようなご出産方法になるかは、その日を迎えるまでは分かりませんが、何より、母子共にご無事に出産できる事が一番ですね。

 

 私も出産予定日は11月末ですので、まだそれまでは気が抜けませんが、10月31日までお仕事が続けられるように、体調管理には気を付けていきたいと思います。

 

産休は、11月1日~1月31日までいただき、2月1日より再開予定です。

院長による施術は通常営業となりますので、何卒よろしくお願い致します。